|
|
平成22年 春の総会・シンポジウム |
|
『証券化不動産の鑑定評価をめぐって』 |
|
証券化不動産の鑑定評価に対し、透明性が強く求められる時代が到来した。
サブプライム問題、リーマンショックから金融危機へと連鎖が拡大した事態への原因として、格付け機関の格付け姿勢や不動産価値におけるリスク評価の甘さに批判が集中している。今後、証券化商品の内容はより詳細に開示が要求されるようになることが必至であり、投資家保護の観点から鑑定評価に対してもより透明性や情報開示への要求が不可避となると予測される。
また、評価の技術についても、技術水準の向上だけでなく質的な世界標準化が急務である。
グローバルマネーは収益性の高い投資先、あるいはより安定的な投資対象を求めて世界を駆け巡る。
わが国の長期的な経済成長にとってグローバルマネーを取り込むための環境づくりは喫緊の課題である。世界レベルの投資家を惹きつけることができるかどうかは、投資判断に必要な相互比較性を担保する鑑定内容の統一と開示レベルの大幅な改善による信頼の獲得ができるかどうかにかかっている。
本シンポジウムでは、我が国の証券化不動産の鑑定評価の今後の改革の方向性やニーズについて専門家の方々にディスカッションしていただきます。
|
|
日時 |
2010年7月20日(火) 14:20〜17:20 |
開催場所 |
日本大学経済学部7号館2階大講堂
JR総武線水道橋駅
都営三田線・新宿線・営団地下鉄半蔵門線神保町駅下車
≫開催場所の地図はこちらから
※非会員の方も参加できます。非会員の方は事前に事務局までメールで連絡ください。
|
|
|
総会・シンポジウムの内容 |
|
基調講演「不動産市場の透明性向上に向けたデータベース構築について」 |
|
国土交通省 土地・水資源局土地市場課長 田村 計 |
|
パネルディスカッション |
|
コーディネータ |
巻島 一郎 ((社)不動産証券化協会) |
パネリスト |
植松 丘 (政策研究大学院大学 客員教授)
清水 千弘 (麗澤大学経済学部 准教授)
久恒 新 (立教大学大学院 教授)
山下 誠之 ((財)日本不動産研究所)
前澤 威夫 (CBリチャードエリス総合研究所 専務取締役主席研究員)
|
|
|
|
過去の総会・シンポジウム |
|
|
過去に開催された総会・シンポジウムは以下のとおりです。 |
|
|
|
|